所要で出かけた折に早めに終わったので、帰り道にあった都立の庭園に寄ってみました。
東京都立だったんですね。浜松町駅のすぐ前にあります。モノレールからは丸見え状態です。新橋駅の方にあるのは「浜離宮」ですので、お間違えのありませんようご注意ください。
ここは大人150円で誰でも入れます。入口には「一周20分」と書いてありましたが、私はた~っぷり2時間出てこられませんでした。
入るとすぐに目に入ったのが、薄紫色で逆三角の房のように咲く花をつけた、きれいな藤棚でした。
こちらは別の角度・・・ って書かなくても分りますよね。
上に気をとられていると、踏んでしまいそうなところにスズランが花をつけていました。根には毒がありますからご注意くださいね。
この藤棚の先に、鯉がたくさんいる大きな池があります。散策はこの池の周りを回ることになりますが、気づいたら時計と逆周りで歩いていたので、「あぁまだ正常だ」と一安心しました。
池の周りはところどころが芝生のようになっており、小さな花があたり一面に咲いていました。
紫色と、白いのがありましたが、紫色の方は「トキワハゼ」、白いほうが「サギゴケ」というようです。
●ネットの図鑑で調べましたが、間違いないとは言い切れないのですみません。
庭園のおよそ半分より手前のあたりに、遠くからでもよく見える「けやき」が立っています。近くの説明を読むと、本当はここにあってはいけない木だとのこと。種がどこからか飛んできて芽を出し、育ってしまったということのようですが、撤去することはないでしょう。
夏は涼しそうですね。この写真、暑中見舞いに使おうかな。。。
およそ半分くらい来たでしょうか。外は大きなビルが増えました。一番左が「世界貿易センタービル」です。まだ他にもできるかもしれませんね。
四分の三ほど来た所で、タンポポの綿毛がたくさんあるのを見つけました。私はこれが大好きなんです。
逆光で撮ると、綿毛の一つ一つがキラキラ輝いて見えます。
こちらのキラキラは水面です。手前の切り株とのコントラストもいいと思います。癒される風景です。
遠目には「カイドウ」を思わせる濃いピンクの花ですが、花も葉もまったく違います。
私が写真を撮っていると3人グループの女性が近づいてきて「お時間あります?」と聞かれると思ったんですが…
「このお花は何ていうんですか?」と聞かれ、「ごめんなさい分らないんですが、きれいなので…」ってことです。このときは分りませんでした。後日、旧六郷用水跡で同じものを見つけ、近くにあった説明を見ると「サラサドウダン」と書いてありました。「満天星躑躅=どうだんつつじ」の仲間なんですね。
ふと気づくと、太陽の位置がずいぶん変わっています。藤棚のところに戻り、一服しながら近くにある草花や竹垣を何枚か収め、帰途につきました。
本当に2時間かかったんです。ゆっくりぶらぶらするくらいなら1時間もあればいいのではないでしょうか。でも1時間じゃもったいないです。せめて300円分はあるいてみてください。
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